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不動産豆知識【路地状敷地ってでどうなの?】

 ”路地状敷地”ってのは、

 これよ↓↓↓

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 専用通路があるから、”専通”って言ったり、”旗竿(はたざお)地”とか、敷地延長とか、言い方は様々だけど、間口がちょっとで、なが~い通路があって、奥に家が建ってる又は建てられる土地のことを言うのよ。

  通路には建物が建てられないわよね。でも、車やバイク、自転車は止められるわね。ものは考えようで、通路が長いとそこに車が2台止められたりして、いいこともあるのよ。でも間口狭いと、車を止めたら窮屈よね。建築基準法では、例外を除いて間口が2m以上なかったら建物が建てられないんだけど、最低の2mでは狭いわよね。せめて2.5mは欲しいけど、理想を言うと3mあれば、車を止めてもまあまあ余裕があるわね。

 ただ、周りが家で囲まれていると、陽当たりはあまり良くないわね。土地が変形していることと陽当たりが良くない分、価格は安くなるのよ。結局はそこをどう考えるかよね。家の間取りとか大きさは変わらないけど、“敷地延長”の分安かったらいいかと思うかもしれないわね。

 でもね、ずっと住むならいいけど、いざ、売ろうと思った時は、やっぱり売りにくいのね。この先、住み替えをする可能性があるなら避けた方がいいかしら。

 駅が近くて便利な場所で、普通だったら手が出ないけど、“敷地延長”の物件だったら手が届く場合あるでしょう。そんな場所だと、将来売るにしても比較的いい価格で早く売れたりすることもあるわね。

 だから、一概にダメとは言えないのよ。あなたが何を重視するかによって決めたらいいと思うわ。

 

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