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不動産豆知識【住んでる家で内見してもらう時に気を付けること】

 前回は買う側からの視点で、”住んでる方がいる家の内見で気をつけること”を書いたけど、今回は逆に売る側からの場合よ。

 わかっているけど、なかなか掃除するのもたいへんよね。実際どこまですればいいのか、やりだしたらきりがないわよね。でもね、家を売るんだったら家の中を見てもらわないときっと決まらないわね。だから、覚悟を決めないと!売れるまでは、常日頃からそこそこ綺麗にしとかないとダメよ。どれだけ広くて、間取りも良くて、設備が充実してても、掃除されてなくて汚かったらお客さんへの印象が悪く、せっかく決めようと思ってた人も、おじゃんになる可能性があるわよ。

 それと、子供達はできるだけ外で遊んでいてもらうか、どこかで預かってもらった方がいいわね。どうしようもないこともあるから、その時はみんなが同じ場所にいる方がいいわね。この部屋あけたら誰かいて、あの部屋あけたら誰かいて、てなると見る方が気を使って、さらっとしか見れないでしょ。それに、ネコちゃん、ワンちゃんもできれば預ける方がいいわね。これも難しいことがあるわね。その場合は、だっこしておく方がいいわね。ネコちゃんはだっこするの嫌がる子が多いから、見終わった部屋に誰かと一緒にいる方がいいわね。あたしは動物好きだからいいけど、嫌いな人や苦手な人もいるでしょ。

 あと、購入検討のお客さんからいろいろ質問がある場合があるわね。正直に隠さず答えないとダメよ。雨漏りした跡があるけど、直してないのに直したと嘘なんかついちゃダメよ。後でわかったらたいへんなことになるわよ。修理するだけでは済まない場合もあるし、損害賠償請求される可能性もあるのよ。聞かれなくても、『換気扇が壊れてる』とか、わかってる悪いところは全部言った方がいいわね。逆に、いいところも言ったらいいけど、あまりアピールし過ぎない方がいいわね。「このコンロ、去年替えたのよ、ガラストップのいいやつですよ」とか「お風呂は100万円かけて入れ替えました、浴室乾燥機もついていて便利なんです」とか、いいところはどんどん言いたくなるわよね。でもね、いいところはサラッと伝える方がいいわね。リフォームならいつ位にした程度の方がいいわね。あまりアピールし過ぎると、早く売りたい気持ちが購入検討のお客さんに伝わって、足元見られて値引きされることもあるのよ。

 いろいろ書いたけど、基本は売却を任せた不動産会社の担当者が必ず立ち会うから、お客さんの対応は任せた方がいいわね。全く喋らないのも良くないけど、聞かれたことに答える程度でいいのよ。あまり余計なことを喋り過ぎない方がいいわね。

 

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