相続登記は自分でやったら!
2024年4月1日から始まったわよね、相続登記の義務化。
めんどくさいわよね。
自分が不動産を相続したことを知ってから3年以内に相続登記しないといけないのよね。それと、たくさん相続人がいる人は、遺産分割が成立して自分が不動産を相続した場合、そっから3年以内に相続登記をしないといけないのよ。
で、できたばっかりの制度なので猶予期間はあるけど、それやらないと10万円以下の過料、つまり罰金を払わないといけないのよ。
結論先に書くわよ。
そんなに難しくないから相続登記は自分でやりなさい!
どうやってやるの、いくらかかるのと思っているでしょ。でも、ここには細かいことは書かないわよ。人によっても違うし、いるものといらないものもあるし、それに不動産によっても費用が変わるからよ。
ズバリ言うわよ、四の五の考えず、とりあえず法務局に電話で聞きなさい。法務局は土、日やってないけど平日に電話で聞いて、必要な書類を揃えてあとは郵送でもできるから。大丈夫、ちゃんと、必要な書類と費用がいくらかかるか教えてくれから。ぶっちゃけ、1回の電話ではでは済まないかもしれないけど、2、3回位やりとりしたらできるわよ。なんで1回で済まないかって?法務局に聞けばわかるわよ、迷わず電話しなさいよ、電話すればわかるわよ。
はい、これで相続登記できたわよね。
ちなみに司法書士に頼むと楽だけでど、自分でやるより数万~数十万プラスになるのよ。これ書いているの司法書士さんが読んだら怒るかもしれないけど、司法書士に電話して必要書類聞いて、会って渡すか郵送するなら、法務局と一緒でしょ。
相続登記をしないといけない人がこれ読んでくれてたら、もう後は読まなくてもいいわよ。
ところで、相続登記がなんで義務化されたかって?
不動産を持っている人が亡くなられて放置されて、誰が持っているかわからない不動産が一杯になったからなのよ。
誰が持っているかわからない不動産が増えるとどうなるかって?
その位わかるわよ!って思う人いるわよね。空家や空地が増えて管理されてないと、瓦とか落ちてきたり、草ぼうぼうで、虫が湧くとか周りの人が困るから。だけじゃないのよね。自分の土地と他人の土地の境界ってあるわよね。それを決めるのに、相続されてもはや誰が持っているのかわからないと決めるのに結構たいへんなのね。あとごちゃごちゃ書いても誰も読まないと思うから、意外と知られていないことを一つ書くわよ。不動産屋の営業の方がこれ読んでいて、もし知らなかったら相続登記義務化をお客様に説明する時のネタにしてもいいわよ。
相続登記がされなくて困っているのは、国民だけでなく国や都道府県、市町村も同じなのよ。例えば、道路を拡幅したり、新しく道路を作る時に相続登記がされてなくて誰が持っているかわからないと困るのよね。そう、立ち退き交渉よ。相続登記がされていないと誰が持っているか探すのもたいへんで、相続人が複数人いたらそれこそ探すのに相当な期間が必要よね。
ぶっちゃけ、こんな制度ができてもそんなに相続登記が増えるとは思えないわよ。猶予期間もあるし、国がいちいち相続登記をやってない人を探して罰金払えって言うまで時間もかかるし、それをスルーする人もきっといるわよ。あたしの考えだけど、相続登記しないと『国が土地や建物を取り上げる』って位しないとだめなような気がするわ。