いろんな家を売るオトコ

不動産業界で働く、44歳で孫ができた、おじいちゃんが不動産にまつわる、きっと役に立つ豆知識や現役不動産営業マンの私が、 売る側からの裏事情を語ります。

転職物語 9社目 総集編

どうも、44歳で孫ができた、不動産業界で働く、

現在47歳のおじいちゃん、ラポールです。

転職物語9社目の記事を繋げ、まとめました。

長編ですのでお時間がある時に読んで下さい。

 

転職物語 9社目 アパート建築業のT社

 

さて、希望の仕事ではないですが生活の為にアパート建築業のT社に入社しました。

新たな年の1/8からでした。

しっかり日にちまで覚えているのは、

よくパイセン達に、

「いちかばちかの入社やな!」と冗談で言われていたからです。

仕事は営業で、所有者の方、主には農家の方に飛び込み訪問して、

アパート建築を受注することです。

わかっていた事ですがなかなか受注は難しく、

人の出入りが激しいようです。

つまり、面接で大体普通にしていれば来るもの拒まずで、

ほとんどの人が入社できるような会社でした。

大概の人は最初、基本給が高いので頑張るのですが、

受注できないと7ヶ月目から給料が減るので、

その辺でみんな辞めていくようです。

ようは会社側からしたらたくさん入社させて、

できるやつが残ればいいというスタンスのようでした。

T社は東証一部上場会社です。

それゆえ、そんな体質でいいのか疑問が残るところでした。

 

配属された支店の支店長はいい人でした。

ただ、話しがかなり長い方でした。

「話し長いねん!」

と先輩方は言ってましたが、

ラポール的には為になる話しばかりでした。

しかし、下手したら午前中はまるまる、

支店長の話しで終わる事も結構ありました。

午後からも延長戦が始まる事もありました。

ピンポン押して、いわゆる飛び込み訪問をして、

地主さんとトークしてアパート建築を受注するのが仕事なのに、

なかなか営業に出してもらえない感じでした。

飛び込み訪問は結構たいへんですが、

なかなか外出させてもらえないと逆に出たくなります。

そして、早く飛び込み訪問したくなる。

もしかして支店長はこれを狙っていたのか!

そんな訳ないかぁ!

 

入社して、しばらくは座学でした。

ビデオを見たりパンフレットを読んだりでした。

軽〜い研修でしたね。

大体、1週間くらいはそんな事をしてました。

1ヶ月たったら本社で本格的な研修があるようでした。

 

T社では人に1台、社用車が貸与でした。

グループごとに分かれて訪問エリアを回るのですが、

どっかのコンビニやスーパーで集合しました。

コインパーキングに止めても経費は出ないので、

駐禁にならないところ止めるか、

駐車場の広いコンビニかスーパー、

ホームセンターなどに止めるしかありませんでした。

 

さて、さて、さぁて、飛び込み訪問開始です。

最初は2個1でパイセン達に同行でした。

毎日、日替わりでいろんなパイセンとまわりました。

話し上手いなぁと感じる人や、

結構ぐたんぐたんの人いました。

でも、みんないい人ばかりでしたね。

 

ラポールは、リフォーム業のY社にいた時、

飛び込み訪問をしていたので特に抵抗はありませんでした。

パイセン達からも、

「自分、結構できるやん」

と言われてました。

ただ、そこで褒められても、

アパート建築が受注できなければ何の意味もありませんね。

まぁ、飛び込み訪問しても大概は瞬殺!ですね。

当然、他社もガンガン訪問しているので、

訪問される地主さんからしたら、

うっとうしくて仕方ないでしょうね。

じゃぁ、いったいどうしたら受注できるのかです。

素晴らしいトークも必要ですが、

ほぼタイミングですね。

「ちょうど、どうしようか考えていた」

という人に出くわすかどうかです。 

 

一日の始まりとして、まずは支店長のありがたい長いお話しから始まり、

ひたすら飛び込み訪問の日々が続きました。

日報とかはないのですが、

グループリーダーに一日の内に何度も報告の電話しなければいけませんでした。

面倒くさいのと電話代がかなりかかりました。

リーダーも支店長同様に話が長くなかなか切ってくれません。

こちらからかけているので、

向こうはしゃべりたい放題でした。

今のような「通話し放題」のプランなんてなかったので、

携帯代が倍くらいになりました。

当然、会社負担はありませんでした。

 

そうこうしているうちに1ヶ月が過ぎ、

本社での研修がやってきました。 

本社は名古屋です。

ん~何日あったか、はっきりと記憶してないけど、

多分、3日位だったかな。

座学とロープレでした。

研修の最後には終了試験があり、

ある一定の点数を取らないと再試験になります。

ロールプレイング 、略してロープレは、

地主さんを訪問することを想定して、

ベテランの社員の方が地主さん役、

研修を受けにきた社員が営業マン役でした。

全員には回ってこないのでなんとかあたりませんでした。

 

そして、その日の研修が終われば自分の所属する支店のリーダーに報告です。

それが終われば同期達と会食でした!

 

さて、さて、さぁて、本社での研修最終日がやってきました!

研修の最後に試験があります。

合格しないと帰れない!

ってなことはないですね。

でも不合格な場合は再試験があります。

それは支店に戻ってから数日後に受けるようです。

試験の内容は商品知識の問題があったような...

ほとんど、はっきり覚えてませんね。

一応、勉強はしたので、

難なくクリアーでした。

確かその時のメンバーは全員クリアーだったかと記憶してます。

研修はまた1ヶ月後にありました。

今度はブロックごとに行われます。

京都のU支店で行われました。

で、その研修を受けた時に驚きのことが分かりました。

同期の中に本社での終了試験に落ちた人がいました。

ほとんど不合格のない試験のようでしたが、

ごくまれに落ちる人がいるようで、

逆に落ちる人の方が珍しいようでした。

その人に出会っちゃいました。

全く話しを聞いてなく、

当然勉強もしてなく、

てな感じだったようです。

 

さて、いくつかの研修も終わりました。

並行してアパート建築受注の為に、

飛び込み訪問をしていましたが、

全然具体的な話しはでてきませんね。

基本グループで動くのですが、

リーダー入れて3人でした。

前にも書きましたがリーダーの話しが長く、

まぁまぁストレスになってました。

昼ご飯も一緒で、当然どこの店にするかはリーダーが決めます。

まぁまぁ昼ご飯代が高く付き、やりくりがたいへんでした。

 

いろいろ厳しくて、ぶっちゃけ長くは続かない仕事ですね。

とりあえず他になかったので入社したような会社で、

半分やる気のない感じでしたけど、

なんにせよ一生懸命にはやりました。

ただ、リーダーにはさぼりぐせがあり、

車止めてだべったり、ファミレスに3時間位いたり、

はたまたパチンコに誘われたりで、

なんとも言えん感じでした。

 

さて、飛び込み訪問を繰り返してもほぼ瞬殺で、

話しができるのは極わずかでした。

当然いきなりアパート建築の話しをしないわけですが、

いろんな業者がまわっているので、

地主さんはたいがい何しに来たかわかるわけで、

門前払いですね。

話しをしてくれる方は暇をしていて話し好きなお年寄りですね。

でもそういった方に上手く提案することがポイントですね。

そして、遂に少し話しに興味をもってくれる方が現れました。

上司と共に再度訪問し、アパート建築の提案をさせて頂けることになりました。

まずは会社のパソコンに内蔵されているソフトを使って

土地の寸法を入力して規格の建物図を配置します。

そして、建築の部署でおおよその見積りを作成して貰いました。

準備ができたのでお客様を訪問してアポイントを取ることにしました。

基本、アポイントは電話ではなく訪問して取ります。

効率が悪いかもしれませんが、

できる限りお客様と対面で接点を増やす方がいいとの会社の方針でした。

 

そして、アポイントを取ろうとした時にとんでもない事態が起こりました。

支店閉鎖、DEATH!

突然の出来事でした。

支店長は解任され他社員は何店舗かに分かれて異動でした。

支店長を含めしばらくはみな放心状態でした。

確かに支店の業績は悪くそうなってもおかしくはない感じでしたが、

それにしても一部上場会社は決断力が凄いと感じました。

つまりは、赤字店舗をいつまでも放置せずに、

早い段階でメスを入れるということですね。

よって、アパート建築提案をすべきお客様に対するアプローチは、

異動先の店舗で新たな上司のもとで行うことになりました。

 

そして、F支店に異動となりました。

早速、新たな上司のもと作戦を立て、

アポイントを取ることにしました。

お客様への提案の話しには上司が同行します。

新しい支店の新しい上司は非常に感じのいい方でした。

しかし、私生活ではバツ2で、どうなん?

でした。

 

そして、お客様の所へ新しい上司とアパート建築提案に行くことになりました。

以前の店舗で発掘した見込み客でした。

何もしていない田んぼがあり、

そこにアパートを建てませんか?

という提案でした。

結構、真剣に話しを聞いて頂けました。

と言っても、話しをしていたのは、

9割9分上司でした。

一度、検討するというところで、

その日は終わりました。

 

後に、訪問して返事を頂きましたが、

答えはノー、でした。

ちょっと、土地の所有者さんはリスクが大きいとの見解でした。

残念!

なかなか受注には繋がらないものです。

そして、家に上がらせて頂いて提案の話しをすることすら、

なかなかあるものでないのです。

支店全体でもそういった提案をする話しが月に1、2件程度しかありません。

なかなか厳しいでなぁ

 

アパート建築を受注すべき日々飛び込み訪問が続きました。

個人的には全く受注はできてないのですが、

京都、滋賀、奈良を合わせたブロックでは受注が好調でした。

その為、有馬温泉に社員旅行に行くことになりました。

最近に入社してようが、1年経っても全然受注がなくても、

ブロックに所属している社員は全員参加です。

東証1部上場もあってか、かなり太っ腹な会社でした。

そう今、思い出した!

その時、風気味で少し辛かった。

でも、美味しものを食べて、温泉に入って、

次の日には回復してました!

いや~、有馬温泉は良かった!

 

ある日、支店の近くの地主さんに飛び込み訪問をしました。

そしたら見込み客になりました。

灯台下暗し”とはこのことで、20人位は営業がいましたが、

なぜか誰も訪問してませんでした。

以前、ラポールがいた支店は閉鎖され、

別支店に移ったと書きましたが、

この支店、開設されてまだ数ヶ月でした。

その為か、近いところが網羅できてなかったようです。

さっそく提案書を作成しました。

そして、上司を連れて商談です。

さて、さて、見込み客のご自宅へ上司とともに、

アパート建築提案の商談にいきました。

 

そして、結果はダメ!でした。

やはりなかなか厳しいですなぁ。

そろそろ半年が経過しそうなところでした。

当初にも書きましたが、

半年経つと給料が5万円減ります。

それまでに受注を取る必要があったのですが、

結果、受注は取れませんでした。

会社的には猶予期間を提供しているわけで、

たいへん寛大な措置ですね。

しかし、それまでに受注を取れるのはごく、ごく、わずかです。

そして、受注を取れないものは順次消えていきます。 

 

飛び込み訪問を繰り返しても、

全然、アパート建築の受注は取れません。

まわりの方は同じように受注が取れず、

どんどん辞めていきます。

そもそも、前職を突発的に辞めて次の行き先がなかなか決まらないので、

仕方なしに入社した感じでした。

しかしながら、やるからには、

がんばろう!と意気込んでやってました。

でも、そんな気持ちも長くは続きませんでした。

半年が過ぎると給料が5万円減るシステムですが、

現実にそれが起こり、さすがに経済的にもきつくなりました。

これはもう転職ですなぁ‼

 

さて、さて、さぁて!

9社目もいよいよ転職モードにはいりました。

前職が不動産鑑定士事務所、そして、アパート建築業と、

不動産業とは少し離れた業種でした。

やっぱり、慣れている不動産業に戻ることにしようと考えました。

そして、在籍中に転職活動開始!です。

4社目のO社で一緒に仕事していた年上ですが後輩のA氏が、

雇われ社長で不動産業をやってました。

A氏からの誘いで一緒にやらないかというオファーがありました。

正直、びみょう~!でした。

親しくはしてましたが、A氏の人間性に少し疑問がありました。

ちょっと、調子が良すぎるところがあって、

あまり信頼できそうにない感じでしたね。

少し考えましたが、

やっぱりオファーは断りました。

 

そして、またまたオファーがありました。

今度は5社目のH社の代表からで、戻ってこないかのオファーでした。

以前はフルコミッション制で収入の安定性に欠けるので辞めました。

現在のH社は少し給料システムを変えていて、基本給+歩合給になってました。

当然、新しい営業社員もいましたが大幅にメンバーは変わってませんでした。

H社の代表からは一度みんなでご飯に行こうと誘われました。

そして、H社代表の企画でH社の社員と会食することになりました。

戻ることを快く思ってない社員の方もいました。

その方はラポールがいた時にも在籍していた女性でした。

ラポールが在籍していた当時は、少し怪しく微妙な感じでしたが、

どうも代表の側室になっていたようでした。

その方が、ちくちく小言を言ってました。

「ほんまにやれるんかいな!?」

が極め付けでしたね。

その時、社長の側室と上手くやっていけるかが、

ポイントになりそうでした。

また、他は男性営業が一人いたのですが、

その方ともどやねんでした。

H社代表からは、

「一度、二人で飲みにいったら」

と言われ、素直にそうしてみることにしました。

そして、二人だけで飲みに行きましたが、

その男性のI氏のことは、あまりはっきり覚えてませんね。

おぼろげながらラポールとタイプが似ていて、

合わないことはないかぁ、ということだけ覚えてます。

H社にカムバックすることのネックは、

前回に書いた社長の側室に納まっていた女性ですね。

どうも、気になる!

あわん感じがする。

というより完全にお局さんになっているので、

いじめられるような気がする。

 

結局、5社目に勤めていた不動産業H社の代表からのカムバックのオファーを受ける方向にしました。

それでもやっぱり、

代表の側室になり取り仕切っている女性が気にはなりました。

そして、Y氏と言う方にも相談しました。

Y氏はH社代表と高校の同級生で、リフォーム業をやっていて、

H社から発生するリフォームを受注してました。

ラポールもお客様から依頼があったリフォームをY氏に発注したこともあり、

引き続き交流がありました。

Y氏はH社に出戻りすることを猛烈に反対しました。

特に側室が問題だと言ってました。

そもそも、H社の女性社員が側室に就任された話しはY氏から聞いてました。

まぁまぁ生々しい話しも聞きました。

そして、

「(側室に)きっと、いじめられるでぇ」

「今いるI君も(側室に)だいぶやられてるしな」

といったY氏からの助言があったけど、

この時点では、まだ話しを進める方向でした。

 

9社目のT社での仕事には力が入らず、

「辞ます!」と言うタイミングを図ってました。

ただ、転職先に少し迷いが出てきました。

T社はアパート建築営業ではなく不動産仲介営業の部署もありました。

そこで、”部署異動はどうか”という助言をしてくれる方がいました。

それもありかな!

さっそく、支店長と副支店長に相談することにしました。

支店長は、支社長も兼ねているので、

融通が利きそうな感じの話しになりました。

少し期待しましたが、

でも結局、不動産仲介営業の部署は人員が充足しているので、

部署異動はできないということになりました。

 

さて、さて、

4社目の不動産業のO社時に、賃貸部門の部長をされていた方がいました。

その方は、独立されてL社の代表になってました。

以前からお世話になっていたり、いろいろ相談していたりしたので、

H社に出戻りすることを相談しました。 

そしたら、思いもよらぬ話しが出てきました。

F氏からは、

「うちにくるか?」

という意外な言葉が飛んできました。 

全然、予測してなかったのでビックリ!

L社は主に不動産賃貸の管理をやっている会社で、

あまり不動産売買はやっていませんでした。

ラポールは逆に賃貸はほとんどやってなく、

ほぼ、売買でした。

そして、F氏から、

「うちで売買やったら!」

と言われ、それもありかと考え少し悩むことにしました。 

 

ここまでのオファーのまとめです。

①D社で雇われ社長をしていたA氏からのオファー

 A氏とは4社目のO社に在籍の時、一緒に働いていて、部署も一緒でした。

 

②5社目のH社代表からカムバックのオファー

 検討する上で、H社の代表と社員達と会食をしました。

 

③L社代表のF氏からのオファー

 F社長は4社目のO社に在籍の時、部署は違いましたがO社の社員でした。

 

①はA氏の人間性に問題を感じて、断りました。

②のオファーを受諾しようとしているところで③のオファーがきました。

②と③の間にT社での部署異動の話しも浮上しましたが、

実現しませんでした。

この時、いろいろオファーを頂き本当にありがたかったです。

 

 

さて、さて、さぁて、

結局、L社に行くことに決めました!

完全フルコミッション制です。

そう、売上をあげなければ給料はありません。

奥さんと子供3人いて、よくもまぁそこに決めたもんですね。

また、奥さんもよく理解してくれたものです。

将来的には独立したいという願望が常にありました。

実は5社目のH社でも同じ挑戦をしましたがダメでした。

ゆうゆくは独立する為のステップとしてL社を選び、

再度の挑戦になります。

 

さぁ、9社目アパート建築業のT社に分かれを告げる時がきました。

支社長兼支店長と副支店長に退職する意志を伝えました。

なんと、なんと、引き留められました。

引き留められることは過去にあまりなかったので、

少し戸惑いました。

1日考えるように言われました。

でも、気持ちは変わらずで、再度、退職の意志を伝え、

そして、受理されました。

これにて、9社目アパート建築業のT社も終了DEATH!

 

長文、読んでくれてどうもありがとうです。

 

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