いろんな家を売るオトコ

不動産業界で働く、44歳で孫ができた、おじいちゃんが不動産にまつわる、きっと役に立つ豆知識や現役不動産営業マンの私が、 売る側からの裏事情を語ります。

転職物語 3社目 総集編

どうも、44歳で孫ができた、不動産業界で働く、

現在46歳のおじいちゃん、ラポールです。

転職物語3社目の記事を繋げ、まとめました。

長編ですのでお時間ある時に読んで下さい。

 

3社目 リフォーム業のY社

初日は配属支店には出社せず、

研修センターに直行です。

かる~く、噂は聞いてましたが、

毎月、入退社が激しい会社のようです。

研修を受けるのは、関西で同じ日に入社したもので、

10人以上はいたような記憶があります。

ラポール達の前にも10人位の研修を受けているものがいて、

はい次!ってな感じで、どんどん研修センターに送り込まれているようでした。

研修の内容は、まずは座学そして、ロープレ、実践でした。

座学はまぁ眠いですわなぁ。

最後にテストがあるのでしっかり勉強するようにとトレーナーから言われました。

トレーナーは元実行部隊のようでしたが、

あんまりいい感じの人ではなかったです。

ぼそぼそ喋り、内容が良く聞き取れなかった記憶があります。

ビデオも見ました。

※知らない人もいるかもですが、昔はDVDやブルーレイなどはなく、

「ビデオ」という映像記憶媒体で、画像をみてました。

ビデオは #てんびん詩 です。

近江商人の話しで、商人のボンボンが修行の為に鍋蓋を売るという話しです。

今も研修とかで使われてるのでしょうかね。

商売の基本みたいなものを学んだようで、

今このブログを書くことで、内容が蘇ってきました。 

リフォーム会社に入社し、

いきなり研修センターに放り込まれ、

まずは座学からでした。

いろんな支店から研修に来てましたが、

ラポールと同じ支店の人はいませんでした。

まあでも同期ということで、自然と何人かとつるむようになりました。

座学なんで、眠たいだけで疲れることはなっかったですが、

ぶっちゃけ、「基本トーク」というのがあって覚えるのが非常に苦痛でした。

こんなんで、ほんまに売れるんやろかと疑問でした。

その「基本トーク」というのは、トップセールスマンが使っていたトークらしく、

とにかく真似して、みんながトップセールスマンを目指そう!でした。

まあそう上手くはいかんでしょうがね。 

毎日、研修センターから途中まで帰りが一緒の人がいて、

いろいろ話ししました。

バツイチで娘がいて、たまに娘と会って遊んでる話や、

友達と起業しようとしている話しなどです。

その人は、とりあえず3ヶ月位やって、ノウハウを盗んで、

起業する会社の参考にするということでした。

どうなんやろ?って感じですが、

座学が終わりを迎えようとして、

次から訪問販売の実践が始まる、というところで、

その人は、しら~と消えていきました。

なにもんやねん!って感じでした。 

さてさて、遂に訪問販売実践です。

とりあえず、午前中はロープレして、

昼から訪問、てな感じでした。

今、思い出しましたが、冬で凄く寒かったです。

ラポールは、1社目のイベント会社の時に営業をしていたので、

大丈夫だろうと軽~いのりでした。

まぁロープレは、基本トークうる覚えで、

ぐたんぐたんですわなぁ。

しかも、みんなの前でやるので、緊張しますわなぁ!

あ、そうそう、ラポールは子どもの時からずっと、

極度のあがり症で、

大勢の人の前にでて喋ると、

顔が赤面し、心(しん)の臓(ぞう)がバクバクし、声が震え、

まともに喋れない人なのです。

なんとか、最近はましになりましたが…

ちなみに1対1か2位なら大丈夫ですが…

そんなこんなで、中途半端なまま戦闘開始です。

まさに軍隊のように車に乗り合いで行き、

現地に落とされ、時間が来るまで迎えが来ません。

俗に「パラシュートローラー」と呼ばれています。

自分の決められたテリトリーを攻めていきます、

一軒一軒、ピンポン鳴らして飛び込み訪問です。

他の隊員、もとい、

他の社員のテリトリーに侵入してはいけません。

研修ですが、これは実践なので、

もしかしたら、リフォームを受注する可能性もあります。

さあ、「パラシュートローラー」開始です!

 

最初はピンポン押すのに戸惑いがありましたが、

そんなに苦労はしませんでした。

まぁ命まではとられんやろ!なんとかなるさ!精神でした。

基本トークを座学で記憶し、

ロープレで練習しましたが、

やっぱり、本番ではぐたんぐたんでした。

こちらが言ったことに、

まぁ相手は予定通りの答えをかえしませんわなぁ。

と、詰まってしまうと後はぎこちないトークで、

相手にとっちゃ、何のこっちゃ!て感じでしょう。

そして、とにかく寒かった記憶があります。

一軒、一軒、軒並み飛び込み訪問しました。

 

もしかして、具体的にリフォームしたい人が現れたらどうしよう。

不安を抱きながら、訪問しました。

座学では会社の商品を勉強しましたが、

眠すぎて、うつらうつら聞いていたので、

正直、説明できるレベルはありませんでした。

まぁ取り越し苦労というか、愚か者というか、

かするような話しもありませんでした。

寒すぎて、風邪を引きました。

でも、休む訳にはいきません。

車で現地まで運ぶのは研修センターの所長です。

所長はいつも風邪薬を持ち歩いているようで、

薬を頂きました。

まあまあ効いたようでした。

むちゃくちゃ寒い日がきました。

所長から、コンビニであったかい肉まん買って食え!

腹からあっためろ!

と言われ、わけわからんがみんなで肉まん買って食いました。

一瞬だけあったまりました。

寒さで手も震え、口も震えましたが何とか一日を乗り切りました。 

あの時は、

わりと人見知りであがり症で、

 本来は営業向きではないと思っていて、

なんで、リフォームの飛び込み営業なんか始めたのだろうと、

後悔してました。

それでも何とか、実践研修は乗り切りました。

研修の最後に、研修センター所長より、

一人一人に「よく頑張った」とのねぎらいの言葉を頂いたのを覚えています。

所長は結構ええ人でした。

所長も営業出身者ですが、きっといい営業をされていたのが想像できます。

武勇伝も聞きましたが、

ぜんぜんいやらしく、自慢話っぽくも聞こえず、

さすが!と認められる人でした。

2週間か3週間位だったか記憶がないのですが、

遂に研修が終わりました。

そして、1日休みがあって、

いよいよK支店に出勤することになりました。

ちょっと早めに行きました。

会社はまだ開いていなかったのですが、

もう何人か来ていて、

会社のカギをあける人を待っているようです。

「今日からお世話になります」と挨拶しましたが、

みんな、ほとんどスルーでした。

しょっぱなから、雰囲気悪る!でした。

先が思いやられる感じでした。 

店に入り朝礼がはじまると、

何だこの会社‼でした。

ほとんど軍隊でした。

今の体制はどうなっているかわかりませんが、

とにかく、早く入った者が偉く、

年上だろうが、呼び捨てでタメ口でした。

お父さんとその子供位の年齢差があってもお構いなしです。

人として、どうなんと疑いたくなる環境でした。 

朝礼が終わり、その後は訪問販売に行く前のロープレです。

皆の前で、誰かが前にでて「基本トーク」を行います。

上手い人、下手な人がいましたが、

まぁこれは必要なことでしょう。

そして、実践です。

何台かの車に分かれて現場に行くのですが、

どこに行ったらいいのかもわからず、

誰もなにも言ってくれないので、

ちょっとパイセンっぽい人に聞いたら、

誰かに言ってくれたみたいで、

とりあえず支店長のグループで、

行くようなことを言われて、

車まで連れられて行きました。

何がどうなのかさっぱりで、

とりあえず誰かについて行くしかない状態でした。

支店長と一緒のグループに入りましたが、

普段は支店長が外に出ることが無いようで、

営業促進の為、出るみたいです。

3台の車で出発!

支店長と同じ車に乗せられました。

なんかちょこちょこ喋りかけられましたが、

はっきり内容は覚えてません。

だいたい昼前までロープレなので、

外に出ると、まず昼ご飯です。

支店長が、王将に行こうと言ったのを覚えてます。

前の車に電話して、

王将で止まるように指示しましたが、

前の車がすっかり忘れて、通り過ぎてしまいました。

結局、コンビニの弁当でした。

さて、いよいよ訪問販売実践です。

ピンポン鳴らし、出てきたら、

研修で教え込まれた「基本トーク」を喋る。

地図を渡されて一人でGoです。

新人ですが、お構いなしに放置プレーです。

そして、胸ポケットにテープレコーダーを入れて、

トークを録音しなければなりません。

今の若い人にはわからないかもしれませんが、

音楽を聴いたり、録音したりするのに、

テープレコーダーというものがありました。

ちょっと話しはそれますが、

あらかじめ音楽が録音されているテープが売ってました。

流行りの音楽を聴くには、それを買う必要がありました。

そして、テレビの音楽番組なんかを録音したりもしてました。

なんともアナログの時代でしたが、

ちょっと懐かしさにひたってます。

さて、さて、胸ポケットに入れたテープレコーダーの録音ボタンをONにして、

訪問開始です。

ピンポーン♪

「こんにちわ!」

まぁ研修の時と同じで、普通はインターホンで瞬殺ですわな。

「基本トーク」もしゃべる間もなく終了です。

それでもたまに、出てきてくれる人もいて、

話しができる人もいました。

話しするというより、

暇なおじいちゃんやおばあちゃんの話し相手になっているといった感じです。

しかしなんでまぁこんな会社を選んだのか非常に後悔してました。

全然成果が出ずに凹んできます。

また、1時間に1度、支店に電話しなければいけません。

当時は、携帯電話がそんなに普及していなかったのですが、

ラポールは持っていました。

しかし、携帯で電話するのは基本、禁止でした。

そのへん、理解に苦しましたが、

どっかでサボってかけることもできるからなのかもしれません。

その為、公衆電話を探して、10円を入れて支店に電話しますが、

フリーダイヤルにかけるので、

10円は戻ってきます。

え、公衆電話って何?って思っている人います?

また話しがそれますが、

昔は、まあまあいろんな所に電話が置いてあって、

お金を入れたら電話ができました。

最近は公衆電話ってあまりありまんせんよね。

そして、お金の代わりに、

500円分とか1000円分のテレホンカードというものがありました。

いろんな絵柄や写真がプリントされたテレホンカードが売ってたり、

貰ったりしてました。

おっと!だいぶそれてしまいました。 

公衆電話の懐かしさにはまってしまいました。

何軒もまわっても成果でないことに嫌気がさしてきましたが、

もっと嫌になったのが、上下関係です。

ラポールはまだ入社間もなかったのであまり厳しくあたられなかったのと、

まだ20代半ばで若かったので、

偉そうに言われてもそんなに堪えませんでした。

でも、まわりの社員の方が罵倒されているのが、

耐えがたいものがありました。

お父さんと息子位の年齢差は余裕でありそうな若い方から、

年いった方に呼び捨てでボロカス言ってるのを見るのが嫌でした。

入社が早い方が年の差は関係なく上になるので、

変な感じでした。

 

入社順で、年上年下関係なくの上下関係が決まるのがたまらなく嫌で、

飛び込み訪問販売も何をやってるんだろうって感じでした。

訪問先のドアが開いていれば、

こんにちわ!と言いながら中に入るように言われてましたので、

その通りやると、相手は激怒して、

「警察呼ぶぞ!」とも言われました。

それにしてもそんな中、

ちゃんとリフォームを受注する人もいて、

それはそれで凄い!

売る商品が高いのか安いのかもわからないまま営業している訳ですが、

売れば歩合が付いて給料が増えます。

そう簡単に売れるものではなかったです。

飛び込み訪問もなかなか嫌なもので、

毎日が憂鬱な状態になってきました。

さすがに限界に近付いてきました。

 3社目もそろそろ限界に近付いてきましたが、

ほぼ同期、少しパイセンの何人かの方とは仲良くなりました。

話すことはもっぱら愚痴ばかりでした。

よく話しをしていたのに、

その人達の印象や思い出がほとんど思い出せません。

一つ思い出したのが、ラポールが一瞬トイレ隊長になったことです。

それは、飛び込み訪問販売の割り当てられたエリアが、

ラポールの姉夫婦と姉婿の実家がある近辺だったことから始まります。

車を降りて、それぞれのエリアに行く途中、

なぜかみんなトイレに行きたくなりました。

今ほどコンビニはなかったので、

いつも我慢するか、トイレのある公園を探すかでした。

近くに公園、コンビニはなかったので、

ラポールの姉夫婦の家で借りることにしましたが、

あいにく留守でした。

次は姉婿の実家です。

ご両親がいらしたので、ようやく借りることができました。

「みんな、トイレ借りれるので、順番にお願いします!」

訪問販売において、トイレ確保も結構重要です。 

成果があがらない、

1ヶ月もするとだんだん新人ではなくなってきて、

パイセンからはちくちく言われ始める、

訪問先ではうるさがられ、

ピンポン鳴らして、ドアが開いていたら明けて入り込む。

犯罪すれすれのようで、

この会社はこれで大丈夫なのかぁ!

このまま続けていて、自分も大丈夫かぁ!

何んのビジョンもなく、

将来どうしたいとかも浮かばず、

このままいて、もしかしたら何か受注できるかもしれない。

でも、それが継続するだろうか。

継続させるのに精神がもつだろうか。

ひたすら???で、

てなことで、精神の限界!

もうダメどすえ! 

寒い冬でした、あまり深く考えずに入社したリフォーム会社、

約2ヶ月でギブアップです。

ただ、次が決まらないと収入的に厳しいので、

在籍中に次を決める為、とりあえず転職雑誌を買いました。

そこに載っていた不動産会社が目に付きました。

宅地建物取引主任者(現在の宅地建物取引士)を持ってない方でも、

やる気のある方」「基本給+歩合」

当時は歩合にすごく反応してました。

確か、「月収100万円も夢じゃない」みたいなことも書いてたような。

今回もあまり深く考えず、ちょっと興味があったので、

とりあえず応募しようかと考えてました。

ここで初めて、まだ会社に籍をおいた状態での転職活動です。

思い立ったら自分を止められず、

明日、とりあえず不動産会社に電話しようと決めました。

ただ勤務中にはなかな電話できないので、

次の日は仮病を使って休むことを計画しました。 

次の日が来ました。

転職検討先に電話する為、朝一、会社に電話して、

苦しそうな声で「熱があるので休ませて下さい」と言いました。

なんの疑いもなく「わかった、病院行けよ」の返答でした。

言わずと知れた、仮病ですけど…

罪悪感を持ちつつ、転職検討先の不動産会社のO社に電話しました。

応募意志を伝えたところ、その日に面接となりました。

履歴書を準備していなかったので、

昼からにしてもらいました。

うまい具合に直ぐに面接となったので、

また別の日に休む必要がなくなり、手間が一つ省けました。

そして、面接は勢いで臨みました。

人生を語り、将来は独立したいと伝えたところ、

その意気込みが良かったのか、直ぐに採用でした。

とんとん拍子に事が進み、

次の日、会社に退職することを伝えました。

何事もなくすんなり受け入れてもらい、

ただ一言「やっぱり、きつかったか?」と言われ、

「はい」の一言で終わりました。

 と、これにて、転職物語3社目の終了です。

 長い文章、読んでくれて、

どうもありがとうです。 

 

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